インド経済

人口動態は良い。
2018年末を境に公的支出と消費支出がともに大きく落ち込んでおり、実質GDP成長率も鈍化が続く。
信用収縮(貸し渋り)が続いている。

ivv(SP500)
2010年1月 115→2016年1月 187 →2019年11月 310
と10年弱で269% 年利10.4%

EPI(インド)
10年近くボックス圏内を推移。
いつか経済成長をするのかもしれないが、これではきつい。

現状では中国にはとてもかなわないが、人口動態で中国の労働人口が減少する時期までに、
インフラが大幅に改善して、多民族・多宗教国家の中でのモラル・慣習・階級制度が先進国に近づき、
強力な政治システムが確立され、国家としてのまとまりができることが必要。
人口は2027年頃に中国を抜き世界第一位になる予想。
先進的な企業群がIT分野を中心に伸びていけば、その労働人口と英語のスキルで産業が爆発的に伸びることも
考えられる。
現状ではGDPの水準がかなり低く、一旦成長すると大きな伸びしろがあることが大きな魅力ではある。

中国の生産年齢人口動態は、2014年に10.4億人をピークに減少。2050年には8億人に減少。
高齢化比率は2020年10%から2050年に25%に増加。
当面は労働人口に切迫した危機が訪れているわけではない。
そのため、インドが人口動態で安定しているとはいえ、現状の中国のようになるには、中国の人件費が高騰し、より安価な国に流れることが必要。製造業・サービス業、特にIT分野でのインドへのアウトソーシングが進まなければ旨味がないが、ここ5年程度でそれが急激に進むということは上記から考えにくい。

なぜなら現状では目立った企業もなく、中国ほどの内需もない。
なにより、他先進国との技術力の圧倒的な差を今後縮められるのかという疑問もある。
考えれば考えるほど、インドへの投資は時期尚早だと言う感想だ。